2015年4月16日木曜日

【温卵開始14日目】明日はいよいよ細心の注意を払って卵を運搬する。

4月15日
今日からギャラリーへの搬入作業が始まった。この展覧会は15名(組)の現代美術作家によるグループ展だ。ふと考えてみると、なんでウズラの卵を孵化させるのが美術なのだろう?と、ほとんどの人が思うだろう。ぼくもたまにそう思う。でも、だからこそ、こうして一人の馬鹿な人間の思いを綴る事で、この行為を価値あるモノにしたいと思う。この行為は(
このブログも含めて)一つのパフォーマンスだと考えているのだけれど、現代美術の世界では、これも一応「作品」と呼んでもらえるようだ。でも、作「品」と呼ぶにはおこがましい、「作命」いや命をつくったのは僕じゃないから、「助命」いやいや別に助けている訳でもないから、「遊命」?・・命を弄ぶのか!命を弄んではいけないのか!?道徳、倫理、は時代の流れで変わるものではないか!!!なんてムキになる自分を観察すると、ぼくは「遊ぶ」という行為に対して、いくばくかの「いけないこと・・」という観念を持っていたようだ。でも今は、こうして遊びを社会にむけて表現するのはいけない事じゃないと確信してる。僕にとっての芸術とは、一つの、現代に適応した「儀式」でもあるのだ。いまはただ、ウズラさん達が生まれる瞬間にワクワクしている。ほんとは現代美術なんてどうだっていいのだ。

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